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高校生イギリス研修体験記　リーズ大学へ短期留学！

2023年8月19日

おおさかグローバル塾は大阪府が行う、高校生を対象としたグローバル人材育成事業です。

５月から来年２月まで約６０時間に及び、留学に向けたIELTSの取得、留学に必要なプレゼンテーション、ディスカッションなどのアカデミックスキルを学び、８月には約10日間イギリスのリーズ大学で短期研修を行います。

今回はリーズ研修で7月31日から出発し8月9日に帰国した生徒たちのイギリスでの様子をご紹介します。

グローバル塾ではMoodleというオンラインラーニングシステムを使用し、授業外での生徒たちの学びを提供しています。

Moodleではフォーラムというオンライン掲示板のようなシステムを使用し、自己紹介など生徒同士での交流も活発に行われています。

今回もMoodleでリーズでの感想を書けるスペースを用意しました。

生徒たちは日記のような形でどのようなことがあったかをシェアしてくれています。

Moodleは画像をクリックすると大きくなります！生徒のコメントを読んでみてくださいね。

Moodleの様子

Moodle イギリスでの出来事　おおさかグローバル塾

リーズ１日目の生徒たちのコメント長旅

１日目は夜11時頃に関空を出発しドバイを経由してイギリスに到着。

初めての長距離飛行の生徒もおりみんな疲れた様子です。

リーズ２日目の生徒たちのコメント

リーズ３日目音楽セッションと食品について

リーズ３日目はブログを書いてくれました。

今日は朝から音楽のセッションでした。音楽と気候変動などを関連づけてみんなでどのようにライブコンサートを持続可能に出来るのかをディスカッションし合いました。初めての視点で物事を考えられるきっかけとなりいい機会になりました。また絵を描いて音楽を表現しました。みんなとても楽しそうで個性あふれる作品ばかりでした！

お昼からは食品加工のセッションをしました。様々なオレンジジュースからビタミンCがどのくらい含まれているかの実験をしました。初めは作業が手間取りましたがすぐに慣れて楽しかったです。

夜はみんなでレクリエーションゲームをしました。パスタとマシュマロを使って大きくて頑丈なタワーを作るゲームではとても盛り上がりました。私のグループはすぐに壊れてしまいましたが笑。最後まで残った2グループはとても力作で素晴らしかったです。みんなの仲がとても良くなってすごくいい雰囲気でした。

3日目のMoodleのコメント

４日目　生物や文学、政治学の授業

４日目も生徒からのブログがあります。

4日目は、生物化学と英文学、政治学の授業がありました。生物科学では、虫の生態を学ぶために、様々な虫を使って実験を行いました。実験を行う前の講義では、虫が、私たちが住む地球や私たち人間が生きる上でどれだけ必要なのかというような、虫の偉大さ、重要さに気付かされました。しかし、私たちが楽しむために用意していただいた実験だと思いますが、この実験はすでに行い済みだと思うので、実験とは動物にストレスを与えてしまうことなので、不必要に行うことはなかったのではないか、と感じました。

英文学では、ドラキュラという小説について学習しました。事前に配布された小説のプリントアウトは難しくてみんな読解に苦労していました。政治学の授業では、主にフードロスについて学習しました。フードロス解決のためにみんなで色々な解決策を考えました。

そして、アンバサダーの方々とパディントンを鑑賞しました。わからない単語や表現、イギリスに絡めている表現や他のことを示唆している表現など、隣に座ってくれたアンバサダーの方に教えてもらいながら、鑑賞したので、すごく興味深かったです。例えば、パディントンが傘で飛ぶシーンは、「パディントン」と同じロンドンを舞台とした「メリーポピンズ」を表していることとか、移民問題について大きく強調している「パディントン」だが、舞台はロンドンで、多様性に満ちているロンドンでも、「パディントン」のような「移民」は差別されてしまうぐらい、「移民問題」が蔑ろにされてしまっていることとか。日本でパディントンをみるだけでは得られない、イギリスに実際に住んで、イギリスの歴史に触れ合っている人から教えてもらうからこそわかること、を学び、大変興味深く感じました。